フォトリーディングは、1985年に加速学習とNLPのエキスパートであるアメリカ人ポール・シーリィ博士が開発した学習法です。
心理学や脳科学を背景に、脳に負担をかけず自然なスタイルで学習を進める手法で、これまでの速読の主流であった単に目を速く動かすような読書法とは大きく異なります。
日本においては、2001年に開発者である米国人ポール・シーリィ博士の著作「PhotoReading」が書籍「あなたも今までの10倍速く本が読める」として翻訳出版され、公認インストラクターにより「フォトリーディング集中講座」が開催開始されました。
受講者はすでに4万人を超えており、「フォトリーディング 集中講座」の受講者から多くの著者が生まれているほか、試験合格、起業、博士論文の執筆など、さまざまな成果に結びついていることが報告されています。
フォトリーディングは、「1ページを1秒のスピードでめくり脳に情報を写し取っていく」という画期的な方法が特徴的であるため、この部分だけが一人歩きして「めくっただけで読める」と誤解されることもあります(めくっただけで読めるわけではありません)。実は、素早くページをめくるこの作業はフォトリーディングの一部でしかありません。本来のフォトリーディングは、脳の機能を十分に活かすためのさまざまなノウハウで出来上がっており、科学的で体系化された学習法です。
ポール・R・シーリィ(Paul R. Scheele) 博士
フォトリーディング・ホール・マインド・システムの開発者。米国ラーニング・ストラテジーズ社の共同設立者。1975年より人材開発の研究を始める。
ミネソタ大学・理工学部にて生物学の学士号を取得。セントトーマス大学院・人文学部で学習と人間開発に関する修士号取得。アンティオキア大学の博士課程で、リーダーシップと変革において博士号取得。
神経言語プログラミング(NLP)・加速学習における世界的権威。脳科学に関する深い造詣と、科学的根拠に基づいた彼の教育法は、人間の高い可能性を秘めた潜在能力を引きだすことで有名。
ビジネス界をはじめ、各界からも注目を集めている。世界各国の企業や政府のコンサルタントも務める。アメリカでは経営者およびリーダー層向けに講演を多数行っている。
著書:『潜在能力であらゆる問題が解決できる』(フォレスト出版)
『[新版]あなたもいままでの10倍速く本が読める』(フォレスト出版)
サジェストぺディアとはブルガリアのゲオルギー・ロザノフ博士(1926-2012)が開発した高効率的な学習を促す教授法です。「サジェスト」とは、英語で「暗示、示唆」などを意味する「サジェスチョン」からきています。
ロザノフ博士は、学習の際、さまざまなサジェスチョンが学習の有効性を左右することに気づき、1978年には研究結果をユネスコに報告しました。
その後、ロザノフ博士の研究は発展を遂げるとともに、この報告は各国での加速学習の開発に影響を与えることとなります。
サジェストぺディアで言うところの「サジェスチョン」は、さまざまな形で学習者の周囲に存在します。言語的なものでは、教師、講師、クラスメイト等からのさまざまな声かけ、非言語的なものでは、場の雰囲気、ムード、教室に流れる音楽、教室内の掲示物や植物、教師や講師の服装などを含みます。
サジェストぺディアにおいては、学習者を取り巻くこれらのサジェスチョンは、学習者の顕在意識と潜在意識に影響し、学習の有効性に影響すると考えられています。
フォトリーディングはサジェストぺディアの流れを受けて開発された加速学習法の一つです。脳に自然なスタイルで効果的に学習を進めるためのさまざまな工夫が盛り込まれた科学的な学習法と言うことができるでしょう。
とりわけ、1ページを1秒のスピードで見ていくフォトリーディングならではの手法は、実際に顕在意識で本を読む前のサジェスチョンとして潜在意識に影響し、その後の学習を助ける手法であると位置付けられます。
2008年から継続的に「フォトリーディング集中講座」を担当してる塚原美樹インストラクターが、フォトリーディングについて解説している動画です。
フォトリーディングを60分で少しだけ体験する「フォトリーディング オンライン体験会」が定期開催されています。
フォトリーディングを2日間で身に着ける「フォトリーディング 集中講座」をこちらで詳しく解説しています。
まずはフォトリーディングの手順について、公認インストラクターの塚原美樹が解説した動画をご覧ください。
日本ではフォトリーディングと通称されていますが、正式な名称は「フォトリーディング・ホールマインド・システム」と言います。その意味は「顕在意識も潜在意識も双方使う、頭全体を活用する(ホールマインド)システムとしてのフォトリーディング」といったところでしょうか。
フォトリーディング・ホールマインド・システムは脳の機能を最大限に活用し、読書の選択肢を広げるシステムです。
非常に高い情報処理スキルとして、ビジネスにも、また資格試験の勉強などにも、日常の読書にも役立てることができます。
フォトリーディング・ホールマインド・システムは以下の5つのステップでできています。
●STEP1 準備
読書の目的を明確にします。これにより、脳が必要な情報にアプローチするのを促進します。最初の目的は読書が進むにつれて、徐々に変化していくこともあります。
さらに、読書に最適な脳の状態を作ります。これは「みかん集中法」というリラックスしながら集中する方法で、「読書に集中できない」「文字づらを見ているだけで内容が頭に入ってこない」という悩みを持つ方には非常に役立つ方法です。この集中法はすべてのステップで用いられます。
●STEP2 予習(プレビュー)
読書の優先順位づけを、ほんの1分程度の時間を使って行います。
全体を概観して、書かれている内容のカテゴリーや概要、構成などを掴みます。
その文書が現在の自分にとって有益であるかどうかを判断し、どの文書から順に読むべきか、どの文書は読む必要がないかなどを判断していきます。
●STEP3 フォトリーディング
1ページを1秒のスピードでめくり、すべてのページを見ていきます。この段階では意識では何も理解できていませんが、目から与えられた刺激を脳は受け取っています。この作業をすることで、あとで読書をする時の脳の準備をしています。
●STEP4 復習(ポストビュー)
フォトリーディングのステップの直後に、ざっと本を探索します(12~15分程度)。全体の構造をつかみ、自分がこの本から何を得たいのかを再度考えます。
自分の読書の目的を、質問としてまとめます。
●STEP5 活性化
まず、復習のステップの後には20分から一晩程度、時間を置いて本から離れます。これまでのステップを通して得られた情報や、元々脳内にあった情報から、無意識のうちに脳が必要とする情報(質問の答え)を探しに行くのを助けます。これを生産的休息と呼びます。
生産的休息のあと、復習で作った質問を読書の目的とし、文書の中から必要な情報を拾い出して読んでいきます。読んだ内容をマインドマップという放射状のノートでメモし、最終的には、自分の頭の中で理解を構築していきます。
やさしめのビジネス書であれば、この活性化のステップで拾い読みを何度かした段階で「この本はもうわかった」と感じることが多いでしょう。
勉強目的や分析・評価目的の読書の場合には、全部読まなくてはならないケースもあるでしょう。この場合にも、一字一句読む通常の読書方法から入るのではなく、拾い読みを何度かしたのち、通して読むといった方法を取ったほうが自然な理解を促進できます。
情報処理が目的ではなく、小説のように楽しむための読書の場合には、フォトリーディングのあと、復習のステップを抜かし、活性化では拾い読みをせずに、すぐに高速リーディング(最初から最後まですべて読む方法)を行います。
1. 具体的な目的を持つ
本を読み切ることを目的とするのではなく、本を何か具体的な目的に役立てると考えるようにすることで、メリハリのある読書ができるようになります。目的の持ち方はケースバイケースです。一般的な知識を得たいという場合もあれば、自分自身の具体的な課題を解決したいという場合もあります。体系的に何かを学びたいということもあるでしょう。
目的を「どうすればこの問題が解決できるのか?」のような質問の形にしておくことで、意識が目的に集中しやすくなります。
フォトリーディングにおいては、ステップ1「準備」で目的について学び、ステップ4「復習」で質問の作り方を学びます。
2. 全体から部分へと学ぶ
最初は細かい部分に捕らわれず、文書の全体像を早めに掴むことを心がけます。先に文書の全体像を掴んでおくことで、書かれていることが全体の中でどのような位置付けであるかを推測できるようになり、理解が早く進みます。
フォトリーディングにおいては、ステップ2「予習」、ステップ3「フォトリーディング」ステップ4「復習」の3つのステップを通して、文章の全体像を早く掴もうとしています。
3. 本を一度で完全に読もうと考えない
一度ですべてを理解しようと考えていると、書かれていることを一つひとつ理解してから前進しようとするため、読書スピードが落ちます。脳は馴染みのない情報を受け取るのは苦手です。特に難解な文書や馴染みのない分野の本は、最初から数回かけて読むことを想定しておくことが有効です。それにより、馴染み感を醸成しながら脳に無理をさせずに学習を進められますし、分からないところで止まってしまうのを防ぐことができます。
フォトリーディングにおいては、読書を5つのステップに分け、各ステップで行うことを簡単なことのみに絞っています。これにより、一度ですべてを得ようとするのを避けることができます。
4. リラックスした集中状態を作る
呼吸や身体の感覚などを利用して、脳のパフォーマンスを高める状態、学習しやすい状態を、自分なりに作ります。みかん集中法を使うと良いでしょう。読書に最適な脳波の状態で快適に読み進めることができます。
フォトリーディングにおいては、みかん集中法はステップ1「準備」で学びます。
5. 本を離し視野を広げて読む
文章を読む時、目は一文字一文字を読んでいるわけではなく、止まっている時に数文字を一気に読んでいます。そのため、視野を広げた目の状態を作ることが読書をスムーズにします。本は近づけすぎず、なるべく目の力を抜いて視野を広げるようにしましょう。頭の後ろに意識を持ってくるみかん集中法を使うことで、意識せずとも自然と視野が広がります。
6. 指を使ってリズミカルに読む
本を読む時に指を使うと、リズミカルに読み進めることができます。目で文字を追うだけですと、脳の処理スピードが徐々に落ちてきます。指を上手に使うことでリズムを持たせ、脳の処理スピードを一定の速さに保つことができるようになります。
フォトリーディングにおいては、指を使う読書法は、ステップ5「活性化」の中で「スーパーリーディング」と「ディッピング」という手法として学びます。
7. 脳に無理なことをさせようとしない
「早く読まなくては」「完全に覚えておかなくては」「すぐに理解しなくては」などと脳に無理なプレッシャーをかけると、かえって脳はフラストレーションを起こし、読めなくなってしまいます。
本を早く読むことが大切なのではなく、必要なことを早く理解し自分のものにすることが大切なのです。むやみに脳に無理をさせるのではなく、作戦を持って学習を進めるようにしていきましょう。
フォトリーディングにおいては、ステップ2、3、4を通して本の全体像を掴むことで、どこに自分が欲しい情報があるかを早く捉えることができるため、作戦を持って読書を進めることができるようになります。
8. 直観を信じる
潜在意識は顕在意識が気づかないうちにさまざまな情報処理を行なっています。そして、自分に有益な情報を何らかのサイン(直観)として送ってきます。自分の潜在意識を信じ、そのサイン(直観)に敏感になることがフォトリーディング成功のための最大のポイントでしょう。何か探している情報がある時には、ざっと本を見渡しているだけでも、潜在意識はちゃんとその情報を見つけ出してくれます。ましてや、フォトリーディングのステップ3で本全体に目を通していれば、情報を一度見ていることになるので、潜在意識が働きやすくなるのはなおのことです。
フォトリーディングを60分で少しだけ体験する「フォトリーディング オンライン体験会」が定期開催されています。
フォトリーディングを2日間で身に着ける「フォトリーディング 集中講座」をこちらで詳しく解説しています。
個人差や本による違いはありますが、「フォトリーディング・ホール・マインド・システム」では、これまでの読書に比べて、2倍から10倍のスピードになることを目指しています。
フォトリーディングでは、以下のような要因が組み合わさり、読書スピードが飛躍的に上がります。
フォトリーディングは目的を重視した読書法なので、意識が目的の箇所に焦点化されやすくなります。必要な情報にのみ的を絞って注意が向けられるため、不要なところや補足的な情報に意識が逸れるのを防げます。そのため、得たい情報を早く理解することができるのです。
また、得られた情報は自分が本当に欲しいと思う情報のため、記憶にも残りやすくなるのです。
フォトリーディングは速読法として捉えるよりも、脳に自然な学習法として捉えたほうが、より深く、その恩恵にあずかることができます。
資格試験の勉強などに利用する場合には、フォトリーディングの手法を応用的に活用したり、手法の奥にある脳の活かし方の本質をしっかり理解して、日々の生活の中に取り入れるようにしましょう。
× めくっただけで本が読めてしまう
5つのステップのステップ3「フォトリーディング」の部分だけが一人歩きして、誤解されてしまうことが時々あります。ステップ3では、1ページ1秒のスピードで本をめくっていきますが、このステップだけで本を読めるわけではありません。超人的な能力を獲得するようなものでもなく、誰もが持っている自然な脳の力を最大限に活かす方法がフォトリーディングです。
× どんな本も同じように10倍の速さで読めるようになる
フォトリーディングを学ぶことで読書スピードは上がりますが、どの本も同じように速く読めるわけではありません。難易度によって読書スピードが変わるのは当然のことですし、目的によっても変化します。目安として、今までの2倍から10倍のスピードになることを目指しています。
× 目が文字を追うスピードが10倍になるので10倍速く読める
いわゆる「速読」などの中には、目が文字を追うスピードを速めることで読書スピードを上げようとしているものがありますが、フォトリーディングはまったく異なるアプローチを取ります。
目を速く動かせたとしても、脳の処理速度が上がらなくては読書スピードは上がりません。読書は目を使いますが、実は、そのプロセスは非常に複雑で総合的な精神活動であると言うことができるでしょう。フォトリーディングでは、身体や脳の状態を調整したり、脳が学びやすい状態を事前に作る、目的を明確化するなど、さまざまな工夫を盛り込み、読書スピードを上げる方法を体系的に完成させています。
フォトリーディングを60分で少しだけ体験する「フォトリーディング オンライン体験会」が定期開催されています。
フォトリーディングを2日間で身に着ける「フォトリーディング 集中講座」をこちらで詳しく解説しています。
●「新版 あなたもいままでの10倍速く本が読める」著: ポール・R・シーリィ(フォレスト出版)
フォトリーディング開発者のポール・シーリィ博士が、その手法をまとめた原著「Photoreading」の翻訳書です。
「フォトリーディング 集中講座」に初参加する際に、この本を1冊プレゼントされます。
フォトリーディングの方法が一通り解説されているとともに、ポール・シーリィ博士の体験談や考え方を知ることもできる書籍です。
フォトリーディングの手法を用いて、この本そのものの概要を粗く掴むような読み方ができるように編集されています。
「フォトリーディング 集中講座」の参加に際し、この本を事前に読んでおく必要はありません。一方で、受講後に読むと、集中講座の内容がより深く理解できます。
●「潜在能力でビジネスが加速する」著: ポール・R・シーリィ(フォレスト出版)
フォトリーディングの開発者ポール・シーリィ博士の人間開発のための加速学習メソッド「ナチュラル・ブリリアンス・モデル」を紹介した書籍。
「フォトリーディング 集中講座」の中では、この本の改定前の本である「潜在能力であらゆる問題が解決できる」の本を演習で取り上げ、グループ読書を行いながら、フォトリーディングの背景にあるポール・シーリィ博士の考え方に触れていきます。
●「本を読む本」著: J・モーティマ・アドラー(講談社学術文庫)
1940年にアメリカで発表され、読書について論じられた本として、いまだに世界中で読まれている本です。
フォトリーディングの開発者ポール・シーリィ博士は、この本の中に出てくる「シントピック・リーディング」の概念をもとに、フォトリーディングの発展形として、独自のシントピック・リーディングの手法を編み出しました。
シントピック・リーディングとは同じトピックの本を複数冊、一気に並行読みする読書法で、新たな分野についての情報の全体像を素早く捉え、自分に必要な情報を早く得て、自分の考えを生み出すことができる手法です。
シントピック・リーディングは、「フォトリーディング スペシャリスト講座」で実践的に学ぶことができます。
●「ザ・マインドマップ」著: トニー・ブザン(ダイヤモンド社)
フォトリーディングの第5ステップ「活性化」の中で、読んだ本の内容をマインドマップでメモしておくという部分があります。
「フォトリーディング集中講座」では、マインドマップのかき方についてご紹介しますが、受講の前後にマインドマップの講座を受講して、マインドマップがかけるようになっていると大変重宝します。
マインドマップはイギリス人の著述家トニー・ブザンが開発した脳に自然な思考ツールで、連想とイメージという人間の脳が持っている自然な機能を上手く使って思考や記憶を助けます。
フォトリーディングの際にマインドマップを使うことで、本の内容の全体像を捉えやすくなり、また、読んだ内容を頭の中で統合したり、記憶に長く残すことができるようになります。
●「ブレインジムと私」著: ポール・デニッソン(市民出版社)
ブレインジムは、アメリカの教育学者であるポール・デニッソン博士が、さまざまな学習障害の子供たちをケアする目的で考案した脳を活性化するエクササイズです。
エデュケーショナル・キネシオロジー (Educational Kinesiology)、略して「エデュK (エデュケー)」とも呼ばれます。
その効果は学習障害児にとどまらず、鬱の解消、一般のビジネスパーソンやスポーツアスリートのパフォマンス向上等にも及びます。
「フォトリーディング集中講座」では、脳が自然な学習を進められるように、ブレインジムを挟みながら講座が進行します。
●ポール・シーリィ博士の人間開発手法「ナチュラル・ブリリアンス・モデル」
ポール・シーリィ博士の著作「Natural Brilliance」を日本語訳した「潜在能力でビジネスが加速する」では、脳の元々持っている自然な能力を活かしながら学習を進める手法であるナチュラル・ブリリアンス・モデルが紹介されています。
ナチュラル・ブリリアンス・モデルの「解放」「感知」「反応」「確認」の4ステップは、脳が自然に学習を進めていくプロセスをモデル化したものでもあります。
フォトリーディングは、このナチュラル・ブリリアンス・モデルを元に開発されています。
これまでの読書法は、こうした脳の学習モデルを土台としておらず、脳に負担がかかるようなものであったと言えるでしょう。
一方、フォトリーディングは脳の学習プロセスの理解に基づき、脳に自然な形で学習を進められるようにステップが組み立てられています。そのため、無理をせずに自然に学習を進めることができ、結果を得ることが可能なのです。
●ポール・シーリィ博士の加速学習を土台とする教授法「アクセラメンツ」
「フォトリーディング集中講座」は、学習者がフォトリーディングを効果的に、そして自然に習得できるように、その教授法にもさまざまな工夫が凝らされています。
ポール・シーリィ博士が開発した教師、講師のためのプログラム「アクセラメンツ」のエッセンスが講座の中に散りばめられており、講座は、学習者が常に好奇心を持ち、学習を楽しみながら過ごせるように設計されています。
アクセラメンツは、「学び方を学ぶ方法を学習する」といったプログラムで、研修ファシリテーターとして必要な講座構築法、さまざまなインストラクション法、場の管理や学習阻害要因への対応方法などが盛り込まれたもので、数日間に渡るプログラムを経験した者はその講師力を飛躍的に向上させます。
公認インストラクターはみな、長期に渡るトレーナーズトレーニングを受けており、さらにデビューの前にはテスト講座を複数回、自主開催し、マスターインストラクターのコーチングにより、そのインストラクション能力を高めています。
「フォトリーディング集中講座」の満足度が大変高いものである背景には、このような秘密があるのです。
フォトリーディングを60分で少しだけ体験する「フォトリーディング オンライン体験会」が定期開催されています。
フォトリーディングを2日間で身に着ける「フォトリーディング 集中講座」をこちらで詳しく解説しています。
2日間、正味16時間(昼食休憩を入れると18時間)の集中講座です。
フォトリーディングの手法を、ステップバイステップで学ぶことができ、十分な理解が得られる講座です。
2日間の集中講座の終了時には多くの人が「読書に対する考え方が180度変わった」という感想を持ちます。
これまでできないと思っていた素早い文書処理ができるようになり、読書や情報処理に対する自信が高まります。
また、フォトリーディングの手法の奥にある脳に対する理解や心理学的な背景なども理解することができ、さまざまな学習法に応用するための知識を手に入れることができます。
フォトリーディング集中講座を修了した人のための応用講座です。
2.5時間×6回の正味15時間講座となっており、2日間集中コースと6週間連続コースがあります。
集中講座で学んだことを確かなものにするとともに、応用的な読書術にも実際に取り組み、読書や文書処理に対する自信を圧倒的なものに高めていきます。
究極の読書法と言われるシントピック・リーディングを実践学習するとともに、電子書籍の読書、洋書の読書、手のひらで本を読むパームリーディングなど、さまざまな読書法にも挑戦します。
4、5冊の本を数時間で一気に平行読みして、自分の考えを生み出すことができるようになるなど、これまでの読書法では考えられないような読書スキルを獲得することができます。
60分間で、フォトリーディングについて少し確認することができる体験会です。
集中講座を受講する前に、講座の概要やインストラクターとの相性、会場の雰囲気などを確認することができます。
フォトリーディング開発者であるポール・シーリィ博士が経営するラーニングストラテジーズ社が運営する世界公式サイトです。
フォトリーディングの日本本部を務めるアルマ・クリエイション株式会社が運営する日本公式サイトです。
フォトリーディングを受講した人たちがどんな成果を上げているのか知りたいと思いませんか?
「資格試験に合格した」
「本を出版した」
「大学院の博士論文を書き上げた」
多くのフォトリーダーが、仕事や勉強で成果を上げています。体験者の生の声を、是非、確認してください。
佐藤さんは、大手メーカーで仕事をするうちに「もっと自分自身の能力アップを図らなくては」と考えるようになり、フォトリーディング集中講座を受講しようと考えました。
結果、受講後には「できることが増えた!」と感じ、経営コンサルタントの国家資格を取得する中小企業診断士試験に挑戦することを決意しました。フォトリーディングのスキルを試験勉強に活用し、最短時間で合格を勝ち取った経緯を、塚原美樹インストラクターがインタビューしました。
坂田さんは、フォトリーディング集中講座を受講後、その素晴らしさを確信し、再受講制度を利用して復習回、フォトリーディング集中講座を再受講しました。その結果、フォトリーディングを自分のものにして、学習を進めていきます。結果として、キャリアチェンジを果たし、ビジネス書の出版にもこぎつけました。その経緯を塚原美樹インストラクターがインタビューしました。
田中さんは、25歳で大学院の博士課程に入った時に、フォトリーディング集中講座を受講しました。結果、修士課程の時には決してできなかったスピードで多くの論文を読み、自身の博士論文を書き上げることができました。「勉強をしたいと思う人はフォトリーディングを学んだほうがいい」と話される田中さんに塚原美樹インストラクターがインタビューしました。